胸を揉むということ

私は毎日、猫のおっぱいを揉んでいる。
 
いつからかわからないが、毎日揉んでいる。
 
 
家にいるときは最低でも1日1回、
猫のおっぱいを揉んでいる。
 
どちらが先に言い出したことかはもう忘れてしまった。
 
今ではまるで儀式のように
淀みなく胸を揉んでいる。
 
 
 
 
このたび、
2022.02.22に
私の猫、けいこがついに二十歳を迎えた。
 
成猫式、の代わりなのか
この前日は７回揉んだ。
 
 
揉みながら、私には思い出したことがあった。
 
「猫は二十歳を超え、人間に変化できる」
  
という言い伝えだ。
 
 
尻尾が二股に分かれ、人間の言葉を理解し変化できる、
「ネコマタ」と呼ばれる生き物になる、と。
 
 
……
 
 
…もし、
 
もしもけいこが急に人間になったら私はどうすればいい？
 
 
少なくとも今までのような関係ではいられないのではないか？？
 
 
おっぱいを揉むことを儀式だなんて言えないのではないか？？
 
 
 
それ以上に、もしもエロい気持ちになったら…
 
 
 
人と猫ではなく、
男と女になってしまったら…
 
 
 
であい…しっと…うわき…わかれ……
 
  
  
二十歳のおっぱいを揉みながら
いろんな想いが頭をよぎった
  
 
 
 
 
が、
 
 
よくよく考えてみた。
   
   
   
人間になったら…
おばあちゃんになるのではないか？？？？
  
  
たぶん…垂れている…
私はおばあちゃんのおっぱいを揉み続けることになるのか？？
 
 
 
 
 
…
 
 
 
まぁそれでもいい。
 
 
正直なんでもいい。
 
 
なんなら屈強な男に変化してもいい。
 
 
 
どんな形でも揉もう。
 
 
 
けいこが今日も元気で生きて
そしてそれを望むなら、私は毎日揉もう。
 
 
 
 
次は２５歳を目指して。
私は揉みつづける。
 
 
 
 
 
 
 
  
PS

超めでたい。永遠に一緒に生きていく。