昨日、バンドをやるために仕事をやめて
上京してきたという2人組と飲んだ。
たまたま、カフェにいたら話しかけられたものだから
これはナンパなのかもしれない!
いくしかない!
と思って飲みに行ったのだけれど
音楽に対する話とか、
2人の同棲生活の話とか聞きながら
思ったことはただひとつだった
うらやましい
電気がなくてさー、とか
冷蔵庫もコンロもなくてさー
と、楽しそうに話す2人を
とても羨ましく思った。
彼らに比べたら
わりとたくさんのものを持ってる気がしたけど
なんてなにも持ってないんだろうと思ってしまった。
どういう音楽やりたいの?って聞いたら
「美しいものを作りたい」
と言っていた。
それを聞いた俺は
…2人のバンドで苦労してる同棲生活を
「美しい生活」
ってタイトルでtiktokしたらバズるんじゃないか??
なんて話してしまった
俺のことを
彼らはきっと
「美しくない」
と思ったに違いない
いつからこんなに汚れてしまったのだろうか
子供の頃おねしょしたパンツを
バレないように洗濯機にいれた時からかもしれない
なんで素直に生きれないんだろう
子供の時から大人になっても
昔の自分が今の自分に会ったらどう思うんだろうか
なんだこの適当な髪染め鼻でか勘違い野郎は
一生禁欲してバンドも禁止しろ息も禁止しろ
とか思うんだろうか
いろんな後悔が押し寄せてくる
お会計になった時、
いいよいいよ俺が払うよ
大丈夫大丈夫
…だってメジャーアーティストだから
といって奢った俺の預金残高は
とてもメジャーアーティストのものではなかった。
これは後悔であり、
過去の自分への懺悔なのかもしれない
でも、最後だけは
少し美しかったんじゃないだろうか
…は??
金が結局美しいのか??くそ!!変わらない!!!変わりたい!!!
こんなこと思わないくらいの金もあったらいいのに!
汚れている!!!キレイになれ!!!
ナンパ、美しい飲み会
投稿日:
執筆者:カザマ タカフミ