あるあるさんツアーに初めて出させてもらった率直な感想。
主催のあるあるさん中の人、
でかい。
人としてとか 心がとか色々置いといて
とりあえず身体が物理的にでかい。
本能的に「殴られたら死ぬな…」と感じたので
とりあえず半径1メートル以内にはあまり近づかないでおこうと思った
大きいってそれだけで強いって
ホーリーランドって漫画で言ってた。
キッズたちが集まるイベント、
DJライブキッズあるある。
はじめ12月に出演させてもらった時は
もう死ぬかと思った。心が。
DJタイムで渦を巻いて盛り上がるキッズたち。
…キッズってなに?暴徒?
こいつら普段何食ってどんな生活して誰を殴って暮らしてんの??
有り余るパワーに俺の青春が灰色だったことを改めて思い出させられて
出番前に心が死んだ。
あれだ、すごい明るい人間を間近で見ると
反動でこっちが暗くなる感覚。
思い出が殺しにくる。
どうして自分はこうじゃなかったのか と。
自分はここにいてもいいのか と。
その悩みに答えを出してくれたのも
このツアーだった。
違う人間もいてくれていいんだよ。と。
…いや、違うな。
「違う人間も別にいてもいいんじゃね?」くらい。
初出演。12月の時。
そもそもうちらのライブは手をあげたりとか盛り上がったりとかないし
響いたのかどうかがわかるのって物販しかなくて。
あとはツイッターでエゴサするくらいしかないんだけど、
それで言うと12月の時は本当にダメだった。
3000円くらいしか売り上げがなくて。
そんな売り上げないことが最近なかったから
これはもうだめだったんだと。
別にキッズに受けなくてもいいや
知らね
で終われるならそれで全然いいんだけど
カウントダウンジャパン出たいとか言った奴が
そんなこと言っていいわけなくて。
(※年明けに書いたカウントダウン出たいって言ったブログがこれ→CDJ)
ライブ後、
うちらを置いてきぼりにして
盛り上がるフロアを客席からみた。
ものすごい恥ずかしくて
ものすごい申し訳なかった。
せっかく出演させてもらっているのに
みんなの邪魔になっているんじゃないかと思って。
あるあるさんに聞いた。
「うちら、邪魔していないですか?」
「盛り上げられなくてすみません」と。
…これは思い返しても最悪だ。
そんなこと言われたら「大丈夫ですよ」以外言えないようなメンヘラワードを
あんな大きい人に浴びせていたのか
殴られてもしょうがない。
でも、あるあるさんは殴らずに言った
「いいと思って呼んでるんです。だから変わろうとせず、今まで通りでいいんです」と。
器の大きい人間だ。
しかし結局、「大丈夫ですよ」と言わせてしまった感になってる。
これは良くない。殴られる。
このままじゃいけない。
今までのうちらってなんだ?
自我が崩壊しかけるかと思ったけれど
結局辿り着いたのは
「盛り上げに行ったら負ける」ということだった。
周りは盛り上げのプロみたいな奴しかいない中で
勝負以前の問題だった。
だから自分たちがここで戦うには
言葉をちゃんと届かせるしかないな、と思った。
自分らのバンドにとって歌詞が一番の武器だということを
俺たちはちゃんと知っていたから。
身体の盛り上がりだけが盛り上がりじゃない。
改めて原点に帰ってライブをすると
あんなにダメだった売り上げも10倍以上になったり
キッズが優しくなったりした(気のせいかもしんないけど)
ライブは逆に殺伐としていったのに。
音楽って不思議だ。
誰かに寄り添わなくても
自分に正直になった瞬間にこそ反応してもらえることがあるなんて。
こんなやりがいのあること中々ないよなと思えたツアーだった。
このイベントは初めにあるあるさんの前説から入る。
毎回言ってくれる、
「どんなバンドが出てきても
楽しむ気持ちを忘れないでください」
という言葉。
この言葉にどれだけ助けられたかわからない。
音楽は人間、
人間だって多様性。
いろんな人がいるから
いろんな音楽がある。
他とは違う人間だって
いてはいけないなんてことはない。
たとえひとりぼっちでも
いてはいけない場所なんてない。
俺たちはずっとツアー中ぼっちだと思ってた。
でも思ってただけだった。
音楽性は全く違ったって
音楽というものを選んで頑張ってる奴らがいて
リスペクトして仲良くなってしまった
自分たちの卑屈な心が世界を狭くするんだなと改めて感じた。
ただ、自分の音楽をやる。それだけでいいみたい。
来てくれた人たち出演させてくれた人たち
本当にありがとうございました。
俺たちがフェスにいたっていいと思うんだ。
大きいフェスで
「ここにいてもいいですか」
って歌ってみたい。
ライブ日程
■4/9(火) 新代田Fever
アバランチ presents
「1st Full Album “彼岸花と置手紙” Release Tour FINAL!」
出演:3markets[ ] / アバランチ / Amelie / THURSDAY’S YOUTH
時間:open 18:00 / start18:30
料金:前売り2500円 当日3000円
アバランチいい奴ら。いい奴らすぎて自分の汚さが浮き彫りになる。
■4/11(木) 千葉LOOK
THURSDAY’S YOUTH 3rd live tour
「miracle」
出演:3markets[ ] / THURSDAY’S YOUTH / アマアシ / それでも世界が続くなら(仮)
時間:open 18:00 / start18:30
料金:前売り2300円 当日2800円
さーーーーずでいーーーーーずゆーーーーす!!!!!!
■4/12(金) 下北沢THREE
「NO!NO!NO!」
出演:3markets[ ] / Yellow Studs / THIS IS JAPAN / ザ世界大戦ズ
時間:open 19:00 / start19:30
料金:前売り2500円 当日3000円
イベンターさんの企画。NO!NO!NO!。このタイトル…全てのことを否定している俺みたいな人間なのだろか…。
■4/14(日) 府中Flight
the satellites pre. グッドナイトワールド vol.5
1st mini album「星が見えた町」release LIVE
出演:3markets[ ] / the satellites / POETASTER
時間:open 18:30 / start19:00
料金:前売り2500円 当日3000円
突然誘ってくれた。そして音源聴いたらめっちゃよかった。ライブ見にいったらまたよかった。楽しみ。
■4/17(水) 仙台MACANA
「DRAMATIC ALASKA TOUR 2019」
出演:3markets[ ] / ドラマチックアラスカ / ココロオークション
時間:open 18:30 / start19:00
料金:前売り3000円 当日3500円
ドアラのVO土方君、次の日代官山UNITでライブだけど仙台で飲むって言ってた。絶対飲むって言ってた。ここに記しておく。
■4/30(火・祝日) 今池HUCK FINN
「MID SOUND WAVE!vol.3~MID-FM 10th Anniversary~」
出演:3markets[ ] / ircle / テスラは泣かない。
時間:open 17:30 / start18:00
料金:前売り3000円 当日3500円
お世話になり続けたMID-FMの周年企画。ircleとは本当に久しぶり。楽しみ。
■5/1(水)南堀江knave
「ゴールデン南堀江DAY2~令和最初編~」
出演:3markets[ ]/荒川ケンタウロス/さんかくとバツ/忘れてモーテルズ
/カサネイロ/武装衝突/The BEG/ウパルパ猫dogプロペラ猫dogいぬ
時間:open 13:30 / start14:00
料金:前売り2500円 当日3000円
このタイトル、元ネタゴールデンフリーザ??令和最初のライブ。フゥン。荒ケンいるの楽しいし嬉しい。
■5/3(金・祝日) 吉祥寺 Planet K ※ワンマン公演
「ゴミの日」
出演:3markets[ ]
時間:open 18:30 / start19:00
料金:前売り2500円 当日5300円
SOLDOUT!!まじか…。
日付だけで決めたワンマン。俺が社会のゴミカザマタカフミだ。
photo by 優瞳
あるあるさんツアーお疲れ様でした。
私も灰色の青春だったので、ライブ中のキッズ達が羨ましく・自分が情けなく思えてきましたが、自分は自分で手をあげたい時にあげればいいんだと風間さんの言葉で思えました。 私は3markets[ ]のファンでよかったです。
いつか一人でもスリマのライブで
こぶしを突き上げてみようと企んでいます
スリマがずっと好きだったような、自分を含めた暗い大人は、居場所がなくなってしまいそうだな。