日常

閉鎖病棟へ行こう

投稿日:

自分のことが大嫌い
死にたい
だって世界に私は必要ないから
 
 
 
そういう話を聞くたびに
自分に何かできないだろうか
 
せめて自分くらいはその人のことを認めてあげて
俺には必要だよって言葉をかけれたら
その人は救われるんだろうか
 
目に見える世界くらいは救えないだろうか
 
 
 
ずっとそう思ってて
以前、ある子をどうにか助けたいと思って
山奥にある閉鎖病棟まで会いにいったことがある
 
 

「こんなにあなたのことを思ってる人がいるんだから
死なないでほしい」
 
「死んだら殺すから」
 
意味がありそうで全くないセリフを口にしたりもした。
 
 
 
 
こんなこと言っておきながら
 
 
何より自分の人生がどうでもよかった
早く終わりたかった
せめてどうでもいい人生に価値が欲しかった。
 
誰かを救ったら自分に価値ができると思ってた。
 
 
 
ただのエゴだった。
自分のことだけだった。
 
 
ありがとう、あなたのおかげで助かった とでも言って欲しかったのか
 
 
もしも自分が心変わりしたり
自分が死んでしまったらどうするんだろう
 
その子は世界には私のことを考えてくれる人なんて1人もいないと思い込むんだろうか
   
 
 
 
 
 
世界に必要ない人なんていない
どんな理由であれ何かしらの意味があっている
 
足りないものなんて本当はない
全部自分の中にある
他所から持ってくる必要なんてない
 
何より自分が自分を必要だと思わないと
結局出口はどこにもない
 
見方を変えさえすれば
絶対に変わる 何もかも変わる
そう思えないことには絶対に原因がある
 
 
 
あの子があの子を認められるように
そんな話をもっとあの時できていれば
何か違ったのかも知れない
 
 
あんな中途半端な優しさでも愛でもないものを与えて
途中で放り投げて
世界に絶望させてしまっただけじゃないのか
 
 
 
あの子がどうしているのか今はもうわからない
 
 
 
世界に必要とされてない
死にたい
自分が大嫌い
 
 

 
 
自分で自分を愛する
 
たったそれだけ
 
たったそれだけの簡単なことが
どうしてこんなに難しい時があるんだろう

    -日常

    執筆者:


    1. 匿名 より:

      「あの子」がその時のかざまさんを救ってくれた、という見方もできるかも…。

      0
    2. 匿名 より:

      カザマさんは、神さまじゃないでしょ
      そこまで、他人の事を助けようとしなくていい

      あんなに心に響く音楽作れるだけで、充分だから。
      普通に生きてるひとより、もっともっと沢山のひと、救われてるから。

      もう他人のことで悩まないで欲しい。

      私がカザマさんのお母さんなら、あなたは、もうよくやってるよ、充分だよ、生きててくれてありがとう。
      って、抱きしめます絶対(笑)

      0
      • お気遣いありがとうです!
        今はあまり悩んでないんすよ。助けるなんてできないとわかって、せいぜいなにかのきっかけになればくらいにしか思ってないので全然大丈夫です。人は自分で助かるしかないな、と。
        他人のことより、他人との間にできる自分についてばかり悩んでます。自分がいまだ見えてなくて…。
        しかし、そんなハグされたらマジで泣きますね…優し…

        0
    3. カミ より:

      久しぶりにブログを遡りながら読んでいたのですが、この記事だけはなぜか何度も読み返していました。
      わたしは「あの子」じゃないけど、かざまさんにとっては、「あの子」と重なるのかな。なんて思いながら。
      わたしは今、元気です。
      しんどい時はあるけど、死にたくはなりません。色んな不安はあるけど、それが全て悪いことだとも思いません。
      かざまさんは元気にしてますか。
      あのタイミングでブロックされ、気軽にライブへ足を運べるようなご時世でもなくなってしまったから、接点はないに等しいけど、ただ、元気でバンドを続けていてくれればなと思ってます。
      うまく言えないけど、わたしはわたしを生きてるし、風間さんは安心して風間さんを生きてくださるとうれしいです。

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