今日は今から音楽的に先輩?的な人たちと飲む。
俺よりとても人気のある人たち。
はっきし言って辛い。
最近先輩みたいな人とコミュニケーションを取ってなかったんだと思った。
いつのまにかずいぶんとぬるま湯に浸かっていた。
辛いと思うと同時に、
俺と飲む年下の子達は
いつもこんなストレスを感じていたのか?
昨日はバイト先の後輩でバンド仲間でもある
「THE君に話すよ」というバンドの片野くんとたまたまバイトが一緒だったので
怖いけど聞いてみようと思った。
俺と働いてストレスじゃないのか?と。
そう聞いてみようと思ったその矢先、
「ちょっと聞いてくださいよ」
と彼が言った
彼の口から出たのは先輩バンドへの怒りだった。
…怖い。
そもそもバンドに先輩とか後輩とか考えたことがあんまりないけれど
あるところにはあるのかな
たぶんバンドにはあまり先輩後輩はない。
「音楽がいいか悪いか」
ほんとはそれだけあればいいのだけど
「売れてるか売れてないか」みたいなのがあるからバンドって厄介だ
片野くんには
とりあえずその怒りを曲にして見返してやりなよ
とありきたりなフレーズを言ってしまった。
話の中で
「あいつよりいい音楽やってるんだ」
って俺に言った片野くんはかっこよかった。
彼にわけてもらった気合いで俺も今日の飲み会を乗り切ろう。
いい音楽やってるはずだから。
きっと聴いてもらう方法が売れてる人よりちょっと下手なだけ
片野君は知らないけど、かざまさんが飲んだ人たちは知っている
かざまさんは「売れないバンドマン」としての魅せ方を知っている
あと一息っす